分子整合医学に基づくサプリメント治療

当院では、サプリメントを使った治療を行っています
若い人に多いと言われる「新型うつ病・現代型鬱病」は、ビタミンB群をはじめとする栄養素の不足から起こっていることが少なくありません。
詳しくは「症状と治療」の中にある「新型うつ病・現代型鬱病」のページをご覧ください。

必要とする栄養素は、非常に個人差の大きいことが分かってきています。
分子整合医学の提唱者ライナス・ポーリング博士は、
人によって1:20 つまり20倍もの開きがあると想定しましたが、
最近の研究では、場合によっては1000倍もの開きがあることが報告されています。

● 心療科・メンタルヘルス科の薬を飲んでいるけど、不定愁訴が改善しない方

薬を飲んで症状は幾らか改善したけれども、朝起きにくい、昼間眠くなる、疲れ易い、
等々の症状がなかなか改善しない人は、サプリメントで改善する可能性があります。
詳しくは、「症状と治療」のページの「不定愁訴」を参考になさって下さい。

● 鬱病  不安障害  統合失調症の治療の補助として

鬱病、不安障害 統合失調症の方に、お薬と一緒にサプリメントを服用して頂くと
薬の量をかなり減らすことが出来ます。

● 糖尿病の方

糖尿病の人は血糖コントロールを行うと同時に、末梢循環の改善を図ることが必要です。
サプリメントで、糖の吸収を抑え、末梢の血管の循環を良くすることが出来ます。
眼や腎臓の糖尿病合併症を予防します。

● 高脂血症の方

コレステロールや脂質は、低過ぎてもいけません。
コレステロールや脂質の改善には、運動とサプリメントが有効です。

● 妊娠を予定している方

妊娠前に、貯蔵鉄やビタミン・ミネラル類を充分量補充しておくことで
母体はもちろん、赤ちゃんの健康にもつながります。
もちろん、妊娠中も続けられます。

● 病気を予防してより健康を目指したい人

サプリメントによる治療の目的は、身体のすみずみまで細胞に働きかけ、
身体の代謝を改善することです。
それにより、病気を予防し、老化を防ぐことが可能です。
結果的に若々しくなり、肌も髪もつややかになり、活動的になります。
即効性はありませんが、長く続けて頂くことで、様々な病気のリスクを軽減します。
筋力トレーニングと併用することで、更に効果が上がります。

● 都会で暮らす人

都会の汚染された空気から、知らないうちに酸化物質を取り入れてしまっています。
酸化を防ぐことは、老化を防ぐことでもあります。
強力な抗酸化作用のあるサプリメントの摂取が求められます。

● アルコールを飲む人

アルコールの分解の補酵素として、ビタミンB3が消費されます。
アルコールによる問題の中心は、栄養障害であることに注意すべきです。

● 炭水化物や、菓子類、甘いものをよく食べる人

これらの消化にビタミンB1が消費されます。
ビタミンB1不足の代表的な病気は「脚気」です。
現代では脚気は無くなったと思われていましたが、
菓子パンをよく食べる若い人を中心に増えています。

● 運動をする人

運動をする人は、乳酸を代謝する為に、ビタミンB群を消費します。
特に激しい運動をする人は、鉄や蛋白質も積極的に補う必要があります。

● パソコンの画面を一日中見ていて目が疲れる人

目の疲れをサプリメントで改善することも可能です。

● サプリメントが必要な理由

従来の考え方では、ビタミン類は微量に摂取すれば良いと考えられていましたが、
最近になって、その必要量は個人差が大きいことが分って来ました。

どれほど理想的な食事をしていても、ビタミン ミネラル不足は起こります。
理想的な食事とは、1日3回きちんと食べ、穀物 糖質 脂質 タンパク質
ビタミン ミネラル を豊富に含むバランスのとれた食事のことです。

しかしながら、最近の野菜はビタミン ミネラルの含有量が昔のものに比べて
格段に減ってしまっていて、毎日きちんとした食事を心がけていても、
ビタミン ミネラル不足に陥りやすくなっています。

また、日本人の魚を食べる量が減り、魚油摂取量が減っています。
日本人が今よりもたくさん魚を食べていた頃は、日本人は世界一鬱病が少なかった、
と言う数十年前のデータもある程です。

簡単な食事を続けていると、蛋白質も不足します。

忙しいからと、ファーストフード、ラーメン、パスタ、カップ麺、おにぎり等で
食事を簡単に済ませてしまったり、ストレス解消に甘いもの、菓子パン、お菓子類、
ジャンクフードを日常的に食べていては、必要な栄養素は到底足りません。
それどころか、これらの簡単で食べやすいものを食べていると、その代謝には、
ビタミンB群が消費されますので、益々ビタミン不足に拍車がかかると言う
悪循環に陥ってしまいます。

● ドクターズ・サプリメントをお勧めする理由

● サプリメントは信頼出来るものを

非常に残念なことにサプリメントには、製造過程に問題がある場合や、
表示されている成分に偽装が疑われることもあり、問題のある会社・製品が
少なくありません。
それらの製品による薬害も報告されています。

サプリメントは、信頼出来る会社で作られた医療用のものを、
医師の指導のもとに正しく服用することが重要です。

● サプリメントの必要量は個人差があり 医師の判断が求められます

不安や憂鬱、不眠、無気力等の症状を改善する為に必要なサプリメントの最適量は
非常に個人差が大きいため、医師の医学的な判断が必要です。

● 精神症状と ビタミンの関係

ナイアシン(ビタミンB3)は生体内で合成されていますが、
統合失調症、うつ病 の方の中に、ナイアシンの合成能が低い人が多い、
ということが言われています。
ジョンスホプキンス大学の研究によると、統合失調症の方のナイアシン合成能は、
通常の人の10分の1しかなかったと報告されています。

この場合はナイアシンを服用することが必要となりますが、
合成能が低いわけですから、一生涯飲み続ける必要があります。
ナイアシンは、薬と違って副作用はなく、余分に摂取したものは
全て排出されますので、一生涯飲み続けても問題はありません。

精神症状でお困りの方の中には、ナイアシン合成能の低いことが
原因の方もいらっしゃるかも知れません。

ナイアシンは単独では作用しませんので、他のビタミンB群やミネラルと
一緒に服用する必要があります。

● ビタミンB6は、生体内で多くの代謝に関係しています

ノルエピネフリン、ヒスタミン、セロトニン、GABA等の
神経伝達物質の産生に必要なビタミンです。
脳梗塞や心筋梗塞を予防し、ストレスに対処し、脂質の酸化を防ぐなど、
生体内で重要な働きをしています。
不足すると、痙攣、不眠、悪夢、無感動、落ち着きがない、イライラ等、
様々な症状が現れます。組織に取り込まれる際に亜鉛を必要としますので、
他のビタミンB群・亜鉛と一緒に飲むことが必要です。
これも積極的にサプリメントで補いたいビタミンです。

● 意外に思われるかも知れませんが、多くの人はタンパク質が足りていません

タンパク質は体重1kgあたり1日に1~1.5g摂取すべきと言われています。
つまり体重50kgの人は1日に約50~75gのタンパク質を必要とします。
これは牛肉670g~1kgに相当する量です。これだけ食べるのは無理がありますし、
調理法によっては、かなりのカロリーオーバーになってしまいます。
そこで、不足しがちなタンパク質を補うために、プロテインを飲むことをお勧めします。但し、糖が添加されていない、無糖のプロテインスコア100のものを選ぶ必要があります。

● 多くの女性は鉄が不足しています

鉄は全身に酸素を運ぶ重要な働きをしています。
鉄が不足すると、立ちくらみ、眩暈、耳鳴り、頭痛、疲れ易い、風邪をひきやすい、
洗髪時に髪が抜けやすい、冷え、寒さに敏感、音に過敏、イライラ、
クヨクヨしやすい、皮膚に湿疹が出来やすい、胸痛、頻脈、
等々、様々な身体的な症状として現れます。
鉄は多すぎてもいけませんが、不足すると様々な身体的な不調の原因になります。
鉄が不足している人は、積極的にヘム鉄を飲むことが望まれます。

● サプリメントは医師に御相談下さい

症状をお伺いして、サプリメントを処方します。
診察の際、遠慮なく担当の医師に御相談下さい。

● サプリメントの処方はその知識のある医師のもとで

全ての医師が分子整合医学に関する知識を持っている訳ではありません。
サプリメントの処方は生化学的な理論に基づいて行われますが、
残念ながらその知識が無い為に、否定的な立場を取る医師も大勢います。

● 迷わず御相談を

当院に通院している患者さんでサプリメントを飲んでいる方が
他の医療機関を受診した際に、「サプリメントを飲んでいる」
と担当の医師に言うと、「服用を中止するように」と指示されてしまいます。

そうすると、せっかくサプリメントの服用で薬では治りにくかった症状が改善して
喜んでいた患者さんは、どうしたら良いのか分からず、混乱してしまいます。

その様な場合には、一人で悩まずに、みゆきクリニックの担当医まで御相談下さい。

● サプリメントは月5000円位~

サプリメントは実費になります。
費用はかかりますが、副作用のない安全な治療法ですので、小さなお子様や、
小中学生、妊娠中の方、ご高齢の方、身体疾患があって薬の飲み合わせが悪く
心療科・メンタルヘルス科の薬を飲めない方にも、安心して服用して頂けます。